日本舞踊の世界<1>

幼少期からの日本舞踊のステージなどです。

 

・浴衣ざらい

・『禿(かむろ)』

・3才(デビュー)

 

 

 

 

 

・本ざらい(藤勢会)

・『京の四季』

・4才(初舞台)

 

 

 

 

 

・藤勢会

・長唄:『勢い(いきほい)』

菊寿の草摺(きくじゅのくさずり)

・7才<舞鶴の役>

曾我物と言われている舞踊。

草摺を引き合うとは荒事の引き合い事

 

 

 

草摺とは鎧の胴の下部分のビラビラで、

兄、曽我十郎の危機を聞いた、

弟の曾我の五郎

 

 

 

 

鎧を持って出かけようとするのを

男勝りの妹・舞鶴が

止めようとして引き合うという演目

 

 

 

 

 

・藤勢会、常磐津の舞踊劇、狂乱物。『お夏狂乱』里の子役

・お夏清十郎からの話、恋人清十郎と死に別れ乱心したお夏を子供達が戯れる

玉三郎のムービーがあるので、良かったら見てね。

 

 

・藤勢会、9才

・常磐津『粟餅』(風俗舞踊)

・江戸の町で人気の粟餅売り、

・似たものに団子売りがあり

 

 

つきたての粟餅をちぎっては

粉の鉢に投げ入れる賑やかな踊り

実際に江戸の町で人気だった粟餅売り

団扇太鼓をならしたり賑やかな振り付け

 

 

 

実際に江戸時代末期の粟餅屋は、

出来上がりの餅を一握りつかみ、指の間で同じ大きさの4つの団子にして

1間ほど離れたきなこの盆に投げ入れ、端から盆にのせたり

竹の皮に包んだりするパフォーマンスをして人気だった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・素踊り、10才

・長唄『橋弁慶』で牛若丸

京の五条の橋の上で、2人が出会い、立ち回りをして、主従の契りを交わす

 

 

 

 

 

 

 

・長唄『連獅子』の胡蝶

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


・藤勢会、11才

・長唄『近江のお兼』

近江八景の琵琶湖のほとりに

スゴイ怪力持ちの娘がいて

 

 

 

暴れ馬を高足駄(高下駄)でちょいと

踏んで止めた伝説が元になっている舞踊

昔の言葉でのだじゃれ唄のような歌詞

取り巻きの漁師達と立ち回り

 

 

 

手ぬぐいを使って色っぽいクドキ舞踊、

晒しを振るクライマックス

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・藤勢会、13才

・清元『幻お七』

・江戸時代に実際にあった放火事件の舞踊

・本郷にある八百屋の1人娘お七の話

 

・師走のある日、火事になり焼け出され

一家で寺に身を寄せていると

寺小姓の吉三と出会い恋に落ちてしまい

家が再建されると寺を出る事となり

しかし吉三のことが忘れられなくなり

 

家が火事になれば、もう一度合えると思い

気が狂い、吉三の姿が見えてきて

火の見櫓の太鼓をたたいてしまう

 

 

 

 

 

・2度目のお夏狂乱

・里の子役

 

 

 

 

 

・素踊りの会

・長唄『連獅子』

・14才

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・藤勢会、16才

・義太夫『蝶の道行』

・生前結ばれなかった2人が

死後、蝶の姿になり冥土へ道行きをする

 

 

 

敵の息子と恋をしたため、

兄に切られた娘の話と

花を好んだ夫婦が死後に蝶になる話が

組み合わされた話の演目です

 

 

この世では夫婦になれなかった2人

お揃いの着物で登場し、馴れそめや

恋心描写し、やがて蝶に変身し

地獄の責め苦を受け、息絶える舞踊

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・名取り式、17才

・お家元、取り立て師匠と共に